こんにちは、福井市民、まゆです。
全国ニュースで知っている方も多いと思いますが、2019年2月5日から連続して、福井をはじめとする北陸地方に大雪が降りました。
・2日間で109cmの降雪(積雪は最大147cm)
・1500台が立ち往生
・ガソリン、灯油の給油制限
・一時孤立した地域も
などなど
▼詳しくはこちらの記事▼
福井豪雪がなぜここまで被害が大きくなったのか。現状と仕事への考察
そこで、全国の皆さんへお願いが2つ。
自分の身に起きたら」と考えてください。
「災害地域への助け舟」をお願いします。
「もし自分の身に災害が起きたら・・・?」
災害と言うと、どんなことを想像しますか?
たくさんの死者が出て、町がなくなって、仕事もなくなって、生きていくのがやっと・・・
そんな状態を災害だと思っていませんか?
私は、「災害」というと、東日本大震災を思い出します。
当時、私は高校生。被害は聞いていても、どこかで他人事だと思っていました。
「まさか自分が災害に遭うなんて・・・」
「大丈夫だろう」によって起こる《災害》の落とし穴
今回の大雪は災害でした。
しかし、災害らしい災害じゃなかったことが、今回、被害を大きくした原因の1つなのです。
大雪が降るとはいえ、いつもならドカッと降って、すぐ溶ける。そんな状態なので、
「大丈夫だろう」と思っていたのです。
2月5日、6日、109cmの雪が積もりました。
国道では1500台が立ち往生。災害認定されました。
それでも、雪をかき分け、仕事に向かう人がほとんどでした。「休むほどではない」。道路は大渋滞。除雪はいっこうに進みません。
この後、交通が麻痺し、物流も止まり、寒い中給油制限が始まりました。
それでもみんなは休みません。「このくらいじゃ休めない」除雪はまだまだ進みません。
そして、死者も出た頃、ついに福井県知事から「除雪を進めるために、操業休止のお願い」が通達されました。
⚠西川知事からも《企業に休む》ように、メッセージが出ました⚠
(テレビで速報でやってほしいくらい…)https://t.co/rXklwSAzdN pic.twitter.com/V0vv0lIWGb
— まゆ / 上坂真優 (@mayu_uesaka) 2018年2月12日
大雪が降ってから1週間が経った頃でした。
それでもほとんどの企業が休むことはありませんでした。
「休まなくて本当にいいのか?」
もちろん、道路は渋滞。
除雪も進みません。
除雪が進まないため、1週間経っても、物流は元通りにはなっていません。
今だって、遅延、運休、遅れを取り戻すために必死になっている人がたくさんいます。
「災害でも会社に行く」日本の世の中
今まで読んで、どう思ったでしょうか?
私は、災害を大きくしている車を減らすため、このようなツイートをしました。
「それでも仕事休みにならない」
ではなく、「あなたが」休むことを選択してください…会社を操業することを決めるのは「会社」ですが、仕事に行くかどうかを決めるのは「あなた」です。
会社のせいにせず、「あなた」が休んでください…🙇♀️💦
— まゆ / 上坂真優 (@mayu_uesaka) 2018年2月12日
このツイートに対して返ってきた意見は、
・会社が休ませてくれないんだ
・休んだ後しわ寄せが来るに決まってる
・減らされた給料はどうするんだ
・休めるなら休んでるよ!
(もちろん、共感してくれた方も大勢いらっしゃいました)
私も、最初からフリーランスだったわけではありません。休めない人がいるのだってわかっています。ですが、そんな社会でいいのでしょうか?
全国の皆さんには、災害が起こる前に、仕事への考え方を考えてほしいのです。
災害が起きても仕事に来させる会社で一生働くのでしょうか?本当に休んだら支障が出るのでしょうか?
もちろん、社長さんは特に考えてほしい。
ですが、社員である1人1人が考えてほしいことなのです。
*災害が起こる前に、仕事を見直す
*災害時には、仕事に行かなければいけないか早めに判断する
今回《災害》を経験して、働き方に対する考えを見直す必要があると身をもって感じました。
今後、同じようなことが二度と起きないことを願うばかりです。
豪雪被害地への助け舟のお願い
最後に、お願いがあります。
今回、福井をはじめ、北陸の各地で、予想外の大雪のため、除雪の予算が足りません。
除雪にはたくさんのお金がかかります。
まだまだ除雪作業の目処がついておらず、明確な数字は出ていませんが、福井県内だけでも109億円に登るのではと言われております。
予算に対して福井県だけでも18億円不足する見込みです。
今後、まだまだ復旧にはお金も時間もかかります。一刻も早くの復旧をするために、寄付をお願いしております。
《ふるさと納税》として寄付していただければ、各市町に届けられます。
(寄付のため、返礼品はございません。)
▼ふるさと納税はこちらから
ここで紹介した以外にも、多くの地で大雪被害に遭われた方がいらっしゃいます。
ふるさと納税という形で、各地への寄付をしていただけたら、と思っております。
よろしくお願いいたします。