①〜③で分野が決まったら、
次は「④誰に・何を・どうやって伝えるか決めよう」。
いわゆる「ターゲット」というもの。
売りたい人が明確にならなければ、どんな商品がいいのか、何を欲しがっているのか(解決したいのか)、どんな風に買いたいのか、などがさっぱりわからない。
例)
■10代の女の子向けに恋愛の話をするなら「学校でのアプローチの仕方」などを伝えるが、20代後半の女性に向けて恋愛の話をするなら「婚活」を伝えた方が相手が知りたいと思う。
■家具を売りたいのであれば、ユニクロなどシンプルな服が好きな女性なら「シンプルな家具を勧める」が、ゴスロリ系なら「ピンクのフリフリの家具」を勧める。
■結婚している女性向けの雑誌と、独身女性向けの雑誌の中身が違う。
ターゲットによって、ほしい情報が違うから、ここはしっかりと決めたい。
よく「ターゲットは1人じゃないとダメですか?」「1人に絞ると来ないんじゃないか?」と言われますが、
むしろ逆。
1人に絞ることで、「あなたが」どう在るべきか・どんな言葉を使うか・どんな写真を使うかなどが決まってくるので、お客様からすると何を売りたいのか・自分に必要なのかがすぐわかるビジネスができます。
ターゲットがぼんやりしていると、いつも違うことを言ってしまったり、何を伝えたいかがズレたり、浅い言葉しか言えなかったりします。
ターゲットは1人に絞るのがオススメ。
(もちろん、ビジネスをある程度やってみて、1人に絞らない方が考えやすい方もいるかもしれません。けれど、それはあくまで1人に絞ることをやってみてから。守・破・離の「守」ができるようになってから自己流にしていくことを全力でオススメします。型通りできるようになってから、オリジナルにしていけばいい。ここでつまずく方がとっても多いです。)
さて、ターゲットの絞り方のオススメ項目を挙げておきます。女性を想定。
年齢:
出身地:
住まい:
家族構成:
既婚・未婚:
車の有無:
年収:
趣味:
よく読む雑誌:
好きな色:
好きな服のブランド:
何にお金を使っているか:
好きな歌手:
好きな俳優:
よく使うSNS:
仕事:
悩み:
好きなこと:
性格:
友達の性格、カーストとか:
ここで1人に絞ったら、その人が悩んでいることに①〜③で出てきたものを当てはめましょう。
「何を」「どうやって」の部分です。
「どうやって」は、よく使うSNSや雑誌などから自動的に決まるので、問題視しなくてOK。
「何を」は、ちょっと難しいけれど、「ターゲットが本当に悩んでいること」を見つける。
「痩せたいなー」ってよく言っている子でも、本当の悩みは「痩せてモテたい」かもしれないし、「痩せて着たい服がある」のかもしれないし、「痩せて告白したい」のかもしれない。
何が本当の悩みなのかをしっかりと見つめることが大事。
⑤⑥は、ターゲットをより濃いものにするためにおこなうので、繰り返しおこなってみてくださいね。
⑤他の人を見てみよう
→他の人がどんな風に④を決めているのか分析してみよう
⑥もう一度見直そう
→⑤でかぶっていたら、もう一度④に戻って決めなおそう
これができたら、⑦に進みましょう!